【制作事例】Guesthouse Raichoロゴマーク~言葉が先かイメージが先か~
言葉が先か イメージが先か
デザインを構築する際、
私の場合、
「言葉」と「イメージ」は切り離せないものです。
先に、言葉(それは例えばコンセプト)が
浮かんできて、
後から、それを具現化したイメージが
つくられるという場合もあるし、
先に、
イメージの参考になる素材
(過去に見聞きしたもの等)が
結びついて、形になり、
それを後から言葉であらわす
という場合もあります。
でも、どちらかが先に完璧に
できあがってしまう、
ということは、もちろんほとんどなくて、
「言葉」と「イメージ」の両者が、
制作過程で相互に作用しながら、
最終形に結びつくのだと思われます。
言葉とイメージがピタっとはまるとき
その「言葉」と「イメージ」という
ふたつのものが、
ピタッとはまる瞬間が、私は好きだし、
そのイメージを言葉とともに
クライアント様にご提示して、
「そう!これこれ!」
と目に光が灯り、
ご自身の事業の大切な指針の一つに
してくださったり、
その歩みに自信をもっていただけることが、
何よりも嬉しく、この仕事をする喜びなのです。
例えば2015年に、
このロゴマークを作ったときもそう。
ここ乗鞍高原にあり、実弟の経営する
Guesthouse Raicho
シンプルな形から構成して、
変幻自在な可能性を表現。
文字の中に雷鳥・木・林・山・テントなど、
自然体験に関わるモチーフを連想させつつ、
積み木で遊ぶ子どものように、
童心を思い出し、
自分で創意工夫しながら、
「自分らしい 滞在」 や
「自分らしい 自然体験」ができる宿
でありたいと願い、形にあらわしたもの。
今(2019年)、Guesthouse Raichoは、
2015年に開業した当時に、
そうありたいと願った宿へと
確実に進化してるし、さらなる進化の途上。
当初、思い描いた言葉もイメージも超えて、
ぐんぐん自走してる。
こうなると、もう誰も止められない(笑)
はっきりとして
しっくりとくる
言葉とイメージを形づくることで、
理想が現実化するスピードは加速度を増していく
そんな事例です。
▶Guesthouse Raicho http://www.ghraicho.com/
このブログを書いた人

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デザイナー歴15年。広告・広報物のデザインやWEB制作等の仕事のなかで、短期的な集客はできても、長期的な集客に苦戦するクライアント様をまのあたりに。
マーケティングの必要性を実感し、自ら実践。クライアント様お一人お一人が、自分らしさをいかしながら、自然と集客につなげられる、そんなデザインやWEBサイトの構築をサービス提供している。事業を営むお一人お一人がご自身のなかにある本当の想いや理想を明確な言葉にし、そこに近づいていくきっかけになること。そして、個々のオリジナルな力を活かしあい、より良き未来へとつながる世の中を実現する一助になることを目指して、信州・乗鞍高原を拠点に活動中。
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