ホームページを作成する前に必ず言語化しておきたい4つのこと
「ホームページを制作するというと、どこからどう手をつけていいのか分からないなぁ。」
または、
「今のホームページの反応がいまいちで、どう手を打ったらいいのか分からないなぁ。」
とかいうお悩みをお持ちではありませんか?
その辺りのことを、今日もワイルド系WEB集客専門家(※)の熊五郎先生が解説してくれます。
(※1)自分らしくのびのびと生きる人を応援するため、WEBを活用する方法を指南してくれる専門家のこと

前回、熊五郎先生に色々とワードプレスの魅力を教えてもらって、
早速ワードプレスを使ってホームページを始めようと思ったのですが、
まず、どこから手を付けていいのか分からなくて……。

ほうほう。この間解説した「アメブロとワードプレスの違い(※)」が参考になって嬉しいよ。よく来てくれたね。シキちゃん。では、今日も解説していこう。
※「女性集客に強いのは結局どっち?アメブロとワードプレスの違い」
目次
はじめに~成功するホームページを作るための大前提とは
ワードプレスでホームページを作成する!と意気込んでみたはいいものの、やるべきことがたくさんあったり、そもそもやるべきこともまだ明確になっていなかったりして、どこから手をつけていいか分からない。
そんな感じで、フリーズしてしまう方も多いかもしれません。
はたまた、自力でなんとかやってみようと、手始めにサーバー契約をしたり、ドメインを取得したり、そしてワードプレスのテーマを選び、インストールして……
検索して、調べて、試して、、、とハードルを一つ一つ越えて、ようやく形になり始めてくると、その形になる嬉しさから、本来は「手段」であるはずの「HP(形)をつくること」がいつの間にか「目的」になってしまって、そもそも「誰のための」「何のための」ホームページだっけ?ということがスコーーーン!と抜けてしまう、なんてことは多々あることです。
その結果、集客につながらないばかりか、誰にも響かない、そんな形だけのサイトが出来上がってしまうという、悲しい現実が目の前にやってくるわけです。


!!!そんなサイトにだけはしたくないです。
そうならないためには、どうしたらいいんですか?

そのホームページは誰に見てもらうものか
様々な考え方があるとは思いますが、私が考えるホームページの目的は、「相手が求めていることに答える場」であるということ。
事業者にとって、商品・サービスをPRすることは、ホームページの大きな目的であり、大切なことではありますが、ホームページの向こう側にいる相手にとって商品・サービスに行きつくのは、あくまでも結果の一つだと考えています。
なぜなら、ホームページを訪れてくれる人には、何かその背景となる意図があります。
検索から入ってくる人は、「何かしらの悩みや課題を解決したい」とか、「憧れや願望を叶えたい」といった検索する意図がありますし、SNSから入ってくる人は、「あなた自身」や「あなたの記事の内容」に興味関心をもって、アクセスしているはずです。
はじめから、ホームページを訪れてくれる人が、あなたの商品・サービスに興味があるかというと、そうではありませんね。
なので、ホームページというあなたの場を通して、相手が求めていることに答えるという、相手の意図を反映したものであることが、まずは大事になってくるわけです。
また、提供する商品・サービスについても、対象とする相手のことを客観的にとらえてみましょう。
提供する商品・サービスが、誰のどんな欲求を満たすものなのか、そこをまずは、はっきりさせなくてはなりません。
その「相手」が「誰」なのか、そして、その人が満足できるコンテンツ(ホームページの内容)とは「何」なのか。
その辺りを一度掘り下げて、言語化する必要があります。
※その「誰か」を掘り下げる具体的な方法については、また別の機会に書くことにします。
ここまで書けばお分かりかと思いますが、ホームページは、
自分のサービスをひとりよがりにアピールする場ではないし、
私(達)こんなに頑張ってます!キラキラしています!という自己アピールの場でもないし、
ましてや、カッコイイor可愛いor超絶クールなHP作っちゃうぜ!という、形から入るのではなく、
相手の欲求を満たすコンテンツがホームページにあり、
あくまでもそのコンテンツの一部として、商品・サービスがあるというということです。
※それらを突き詰めた上で、やっぱりキラキラアピールが有効だ!となれば、それはそれで戦略の一つとなりえます。

形にするにはどうしたら?ということで頭がいっぱいでした。






そのホームページを見て、どんな行動を起こしてもらいたいか
さて、もう一つ忘れてはならないことは、ホームページの目的をはっきりさせることです。
「最終ゴール」・「出口」を決めるということ。
WEBマーケティングの専門用語では、「CTA」と言います。
CTAとは”Call to action”の略で、サイト運営側が、サイト閲覧者に求める行動のことです。
そのホームページから閲覧者に求める行動として、具体的な例を挙げてみましょう。
- お問合せ
- 購入
- 無料レポートの請求
- メルマガの登録
- セミナーの申込み
- お試しセットの申込み
などです。
提供する商品・サービスによって、最適なゴールは変わってくるため、一概にどれがいいとは言えません。
あなたの提供する商品サービスへの成約率を高めるためには、「何をHPの最終ゴールにするのか」、
ここはじっくりと検討する必要があります。


その人が、ホームページにどうやってたどり着き、何を見て、何を感じ、どういう行動をとりそうか?ということを予想してみるんだ。



提供する商品・サービスの売りは何なのか
もう一つ大切なことは、あなた自身と、あなたの提供する商品・サービスが、他の提供者さんとどう違うのかという、差別化できるポイントをはっきりと言語化することです。
世の中には、様々な商品・サービスがあふれています。
同様のサービスを提供する方もたくさんおられるでしょうし、
もしかしたら、その商品・サービスが自分にとって必要だと気づいていない方もいるかもしれません。
そんな中で、ホームページを訪れる方が、あなたの商品・サービスに魅かれる理由と、誰かでなく、どうしてもあなたから買いたい!と思ってもらえるようなはっきりとした理由がなければ、いとも簡単に相手は別のところへ流れていってしまいます。
ホームページを作る前にご自身の売りを明確にしておくことで、その後のコンテンツ制作の確かな指針になりますし、
あなたの商品・サービスを必要としているお客様にも見つけてもらいやすくなり、結果、成約率を高めることにつながります。


自分自身・提供している商品・サービスの売りの見つけ方

- 自分自身の強み(武器)を見つけること
- 固有の経験を掘り起こしてみること
- 商品・サービスを提供して、あなただからこそ出せた、お客様に対する成果を見つけること
- 人からどうみられているか&自分がどう見せたいかに注目すること

これらを言葉にすることで、売りとなるポイントが明らかになり、ホームページだけでなく、SNSなどでの打ち出し方も浮き彫りになってきます。
そして、売りの部分が打ち出せるようになると、「この人に会いたい!」「この人から商品を買いたい!」「この人からサービスを受けたい!」という欲求につながるのだと、麻子さんは言われています。
この辺りのことをもっと詳しく知りたい方は、麻子さんのブログや、麻子さんが運営しているFacebookグループで詳しく解説してくださっているので、ブログを訪れたり、グループに参加して情報を受け取ってみてください。
◆菊池麻子さんのブログ
https://ameblo.jp/asako6969/
◆菊池麻子さんのFacebookグループ「麻子の観点 ~Facebookで新規を独占して稼ぐには」
https://www.facebook.com/groups/367321674030748/

提供する商品・サービスを通して、何を実現していきたいか
提供する商品・サービスには、きっとあなたの熱い思いが込められていることと思います。
言うまでもなく、「商品を売ること」や、「サービスを提供すること」は、売り上げを上げて、ビジネスを続けていくために、一つ一つ積み上げていかなければならないことですね。
でも、忘れてはならないのは、あなたのビジネスの先に何があるのか、ということ。
ホームページを作る以前に、まずはっきりと言語化しておきたい大切なことです。
あなたが大切にしている価値観だったり、
ビジネスを通して何を実現したいと思っていて、
あなたや、あなたの商品・サービスに関わりをもつことで、サービスを受け取る方をどんな未来へ連れて行けるのか、
それらを言葉にすること。
また、これをオリジナルな世界観として打ち出すこと。
それは即ち、お客様があなたを選ぶ理由に直結します。
言葉にし、世界観を打ち出して発信していくことで、どんなことが起こり得るかというと、
あなたの思い描く未来をありありと受け取ることができ、、、
「わー、この人の言ってること、めちゃめちゃ共感できるわぁ」
↓
「もっとこの人のこと知りたいなぁ」
↓
「もっと見たい・聞きたい・触れたいわぁ」
↓
商品購入・サービス受ける
↓
ファン化していく
ちょっと大雑把ですが、例えばこんな流れをつくることも可能になるわけです。
先ほど、「誰に見てもらうのか」を明確にすることが大事だとお伝えしましたが、
提供する商品・サービスを通して、何を実現していきたいかを言葉にし、
あなたがあなたとして「在る」ことを発信することで、
あなたを必要とするその人に、旗を立てて目印をつけることにもなりますし、
商品を購入したり・サービスを受けたいと思う、強力な後押しになります。
これらのことが明らかになって、はじめてホームページのコンセプトやイメージ(サイトの雰囲気やカラーリング、画像の選び方、見出しの出し方、コンテンツの配置の仕方 などなど)が決まってくるはずです。
「きれいでおしゃれなホームページをつくりたい。」
「超絶クールなホームページをつくりたい。」
といったように、ホームページの作成を「形」から入ることが、いかに無意味かということが、お分かりになっていただけたかと思います。



いつでも応援しているよ。
まとめ
- 「1.誰のためのホームページか」を言葉にしよう
- 相手の欲求を満たすコンテンツがホームページにあり、あくまでもそのコンテンツの一部として、商品・サービスがあることを忘れずにいよう
- そのホームページを見て、「2.どんな行動を起こしてもらいたいか?」というゴールを決めよう
- 「3.提供する商品・サービスの売り」は何なのかを言葉にしよう
- 「4.提供する商品・サービスを通して、何を実現していきたいか」を言葉にしよう
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デザイナー歴15年。広告・広報物のデザインやWEB制作等の仕事のなかで、短期的な集客はできても、長期的な集客に苦戦するクライアント様をまのあたりに。
マーケティングの必要性を実感し、自ら実践。クライアント様お一人お一人が、自分らしさをいかしながら、自然と集客につなげられる、そんなデザインやWEBサイトの構築をサービス提供している。事業を営むお一人お一人がご自身のなかにある本当の想いや理想を明確な言葉にし、そこに近づいていくきっかけになること。そして、個々のオリジナルな力を活かしあい、より良き未来へとつながる世の中を実現する一助になることを目指して、信州・乗鞍高原を拠点に活動中。 【制作事例】2019.04.11【制作事例】フリーペーパーtasuki表紙制作~想いに寄り添う~
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Word Press2019.03.17ホームページを作ることは土を耕し種をまくこと
以上、「ホームページを作成する前に必ず言語化しておきたい4つのこと」と題して、解説してみました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
そして特別出演の麻子師匠、ありがとうございました!
何か少しでも、読んでくださった方のお役に立てたら嬉しいです。
おまけ


というわけで、これから、ちょっくら森の中を散歩してくるわい。

このブログを書いた人
